サロンオーナーの皆様は自店の経営状態を把握する1つの指標として「総売上÷総客数」で算出する値を「客単価」として採用されていらっしゃるのではないでしょうか。ヘア業界で常識とされてきたこの「客単価」が経営指標の1つとなっていたのは過去、「大方の時間帯でお客様が常に訪れ、 ブース全体がほぼ終日埋まっていた状況」であった頃のことであり、現在 のような施術ブースの空き時間の多い厳しい状況とは正反対の頃です。この数式で算出される「客単価」は、一般的な小売業で成立するもので、人的労力を供給しお客様からその対価を頂く業態、また現状のサロン業界では、これは単なる「平均売価」にしか成りえません。
サロン業界において従来からの「客単価」が「平均売価」でしかない今、一人経営のサロンからスタッフ数十人の大型店まで公平にカバーし、またブースの稼働状況までを加味した新たな経営指標が必要となります。
それが、下記の数式で計算される「稼働客単価」です。
「スタッフ数 × 一人当たりの一日の労働時間 × 営業日数 ÷ 一ヶ月の売上額」
総生産時間に対する売上を正確に分析することで、サロン経営の効率性を高める指標となります。
一人のお客様に対する単価を上げる努力はとても大切なことですが、そもそも売上を生まない空き時間が多いのでは、経営状態が大きく飛躍することは難しいと言えます。
では実際に稼働客単価を計算してみましょう。↓↓クリック
上記をクリックすると稼働客単価計算フォームが表示されますので、必要な情報を入力してください。
いかがでしたか?
現在の結果以外の判定区分及び詳細コメントと、ランダム2000店のデータ分布について下記へ掲載しております。稼働客単価向上の為の参考、目標にして頂ければ幸いです。
稼働客単価一覧
判定結果をクリックして判定内容をご覧下さい。
1000円に満たない時間売上げから経費を差し引いたら手元にいくら残るでしょう?
おそらく半分近くになるでしょう。年金受給の高齢経営者一人の理容店・美容店ならまだやっていけますが、働き盛りで家庭を支える経営者の方は、この水準であれば今すぐお店を閉めて時給で稼げる仕事に就いたほうが賢い選択といえるでしょう。
現在このレベルのサロンが圧倒的なボリュームゾーンです。月により経営者の収入が出るときもあれば、出ないときもある不安定な状況です
このレベルの経営状態では新たにリニューアルするための内部留保と、資金的体力がまだまだ少なく思い切った次の攻めができません。
この生産性では従業員の雇用環境を一般社会レベル(一般労働者の平均年収434万円*厚生労働省 賃金構造基本調査)に上げることはできないからです。
経営者の責任はそこに働く従業員の社会保障をすること。基本的なルールを守り収益を上げていく。その順序を欠いて従業員の雇用環境は劣悪なのに、一人で高額な年収を懐に収めるオーナーがあまりにも多かったから今日の衰退を招きました。全国35万店の理容室・美容室で稼動客単価がこの水準に到達しているサロンは、全体の1%もありません。
目指すべきはこの水準に多くのサロンが到達することで、社会からも認められる地位を確立できるのです。
下記へ全国から 2000店をランダムに抽出し、稼働客単価を算出したデー タをご案内致します。
1000円未満・・・・・21.5%
1500円未満・・・・・56.1%
2000円未満・・・・・18.4%
2500円未満・・・・・2.2%
3000円未満・・・・・1.3%
4000円未満・・・・・0.3%
不明・・・・・・・・・0.2%
※資料提供 ブランディングデザイン集客カレッジ
現状の問題点と解決策はどこにあるのか。
大きく2つの問題点を解決しなければなりません。
サロン経営に密接に関連している「在庫」は店内にある「施術材料」や「店販品」だけではありません。
最も重要な「在庫」は稼働していない人的労力であると言えます。施術を行っていない時間は生産性がゼロです。この空白の「時間在庫」をなくし、全時間帯で全従業員が生産性を生める「新しい売り方の仕組」へと改善していかなくてはなりません。
入社したて、または技術経験値の低い従業員の生産性が極めて低いことです。経験値の低い技術者でも生産性の上がる「新しい売り方の仕組」へと改善していかなくてはなりません。
上記の問題を解決し、現代の消費ニーズにもマッチした「新しい売り方の仕組」への糸口は計画生産経営にあります。
計画生産経営とは、
「在庫を持たずに買い手から受注を受けた段階で生産ラインを動かし収益の採算性を高める経営のこと」で、人口減少化時代と消費力低下時代に対応した経営手法です。
計画生産経営 RIBI/LUB リビラブ゙を活用し、全ての営業時間帯 を稼動させると、どの規模のサロンも稼動客単価が4000円を越え 安定経営が実現可能となります。
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